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久々に日本に帰国したかりん。「暑い」。ジャカルタの方が、はるかに暑いと思っていたのに。立っているだけでも汗がでてくるし、まったく嫌になるくらい暑い。
それにしても昔はこんなに「暑く」なかったが気がするのは、かりんだけではないはず。先日ニュースで報道されていたけれど、都市が発展するにつれ、車の量やコンクリート造りの建物が増え、エアコンが増え、都市のなかの温度があがるのは必然らしく、実際ニューヨークだかロンドンだかでも温度が次第にあがっているそうです。ただ温度の上昇率が一番なのは、東京らしいのですが。
ジャカルタも日中は暑いのでしょうけれど、実際かりんが外にでるのは、車にのるとき、車からオフィスに移動するときくらいなので(たまに昼食に外にでるけれど)、部屋のなかの冷房で冷えたからだには外の温度が快適に感じられたりして、返ってほんとの暑さを感じないで済んでいるようです。
東京ではタクシーも高いし、移動は基本的に地下鉄、電車のため、それに日中働いているわけではないから、陽が燦々と照る中、町を闊歩することになり、「暑さ」をまともに実感してしまうはめになるのです。
東京とジャカルタの違いなどいくらもあるのですが、東京にきて感じるのは、はるかに空気がきれいだということ。きれいというか、少なくとも変な匂いがしない(笑)。
ジャカルタの空は文字どおり灰色。それも明け方は多少青白いのに、日中になると完全に雲で被われたようにグレーになります。それは車の排気ガスや工場の煙のせいだったするのです。ガソリンもベンジンやディーゼルを使っているせいもあり、当然空気の香りもそれなりで、外を出歩いているとくらくらします。
余談ですが、最近の国連環境計画(UNEP)という国連機関が発表によるとインドネシア、マレーシアを含む東南アジア諸国の上空には、これらの国の生み出す光化学スモッグ、排気ガス諸々が茶色い雲となり漂っており、これがインド、パキスタン、ネパール上空まで移動しているのだとか。当然住民の健康にも影響を与えているし(呼吸器系の病気が増発する)、それに加えて、気候パターンにも影響を与え、この茶色い雲のせいで、蒸発すべき水が海水から蒸発せず、ある地域では十分な雨がふらず旱魃になり、ある地域では雨が降りすぎ、大洪水がおこる、とか。
まさしくヨハネスブルグで開催されいてるサミットの問題のひとつ、発展途上国の発展と環境の問題に行き着いてしまうのです。自国民の寿命を縮めることになるのだから、もうちょっと考えた方がいいとおもうのですが、、、。
東京にいて便利だなあ、と思うのは、生野菜にせよ、アイスにせよ、ジュースにせよ、何を食べても、まず食中毒の心配がない(もしくは少ない)ということ。これは非常に幸せなこと。
東京でも突発的に集団食中毒が起きたりするけれど、そもそも稀なことでしょう。インドネシアに移ってから、かりんは3回程お腹を悪くして病院にいき、点滴をうっているので、食べ物、水には十分気をつけるようにしているのです。だから、日本でほとんど何の心配もなく飲み食いできるとは、なんと幸せなことよ、、、と思うのです。ま、日本も数十年前はこうではなかったのでしょうけれど。
あと、東京にいてほっとするのは、医療面の充実。医療ミスや恐い話が増えているのも事実ですが、それでもジャカルタにいるより遥かに安心できる気がします。
最近きいてびっくりしたのですが、いつもリュックを背負って出勤している先輩のその荷物のなかには、なんと救急箱と懐中電燈が入っている! これは交通量の多いジャカルタで交通事故にあったり、怪我をしたりしたとき、自分で自分の命を守れるように、突然地震がおこったりして停電したときに自分で責任をもって逃げられるように、との配慮からだとか。
確かに、インドネシアで交通事故にあったら、まず死ぬ前にちゃんと病院に運んでもらえるか、運ばれるにしてもどこに運ばれるか、という問題があります。交通量の多いジャカルタでは救急車がくるまでにどのくらい時間がかかるかわかりません(だいたい救急車を見たことないし)。最寄りの病院の医者が英語を理解するかわからないし、医療技術、衛生面の問題もあります。
東京なら、まずたいてい救急車がすぐ駆け付けるし、運ばれる病院のあたりはずれも小さいはず。心配しないこともないけれど、だからといって毎日救急箱をもって移動するのは。。。。。何ごとも相対評価。危機感の薄い日本人とはよくいわれますが、それにしてもそんな心配なく町を闊歩できるかりんは幸せね、と思う今日でした。
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