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もじ放送
東大出身生 かりんのひとりごと

このコーナーでは、日頃竜香先生にお世話になっている
私こと、「かりん」が折に触れ思ったこと、感じたことを、
スイスからお話したいと思います。
タイトルは「ひとりごと」ですが、もちろん一方通行型の
コミュニケーションを目指したものではありません。
私の「ひとりごと」を拾って会話としてのキャッチボール
をしてくださる方があれば、大歓迎です。
目標は毎週一回更新です。
かりんのプロフィール(工事中)



その77 ジャカルタ 発見  その10 (2002.8.26)

 一週間の集中語学研修から帰ってきました。このコースは、オーストラリア大使館職員や国連機関が多く利用する学校のもので、初心者は通常3週間とる予定になってますが、かりんの場合はとりあえず一週間だけ会社から派遣という形で会社が費用をだしてくれて、参加することができました。
 朝8時からお昼3時まで、昼一時間をはさんで個人教授でみっちり授業があり、毎日授業が終わると、頭がパンクしそうでしたが、非常にためになりました。こんなにみっちり勉強したことなど、大学以来(もしくは浪人時代)以来ないかも(笑)。

 インドネシア語はローマアルファベットを使用しているし、動詞の時制変化もないし文法も非常に単純(の様にみえる)ので、頑張れば早く上達する言語のように思います。
 ロシア語やフランス語に比べればはるかに簡単。語学習得の得意でないかりんも、これなら頑張れるかなーとやる気になってます。

 ジャカルタでは、タクシーの運転手さんやお店の売り子さんが全員英語を話せるわけではないので、やはり言葉はできた方が便利。それに外国人にインドネシア語を話すことを期待している節があるので、話せたほうが仕事の面でも、生活の面でも何かと有利。
 インドネシア人の間でも、インドネシア語でないと、それぞれの島出身の人や異なる民族グループの人とコミュニケーションがとれないので、インドネシア語に対するプライドがあるのかもしれません。

 この話を同じ研修をとっていたアフガン人の先輩にしたところ、彼が思うに、インド、パキスタンでは、どうも英語を話すことが尊重されているらしく、現地の言葉で外国人が話しかけても、英語で返されるとか。彼がいうには、現地の特権? 階級というか上流階級においては、英語をきちんと話すことが美徳であり、教育の証で、自分の言葉に対して劣等感のようなものがあるのかもしれないとか。植民地時代の名残なのかもしれません。
 グルジアでは、ソ連時代はロシア語が使われていたため、たいてい全員ロシア語を話しますが、独立以来グルジア語が自国語として重視され、看板もろもろグルジア語表記にかわったし、グルジア人自体も、必要のないかぎりはロシア語を使わないようでした。その国によって、言葉にたいする思いいれが違うので、興味深いなーと思ったこの頃。
 日本だったらどうでしょう。外国人に日本語を話すことを強要するかな。看板の表記も日本語だし、外国人にとって非常にすみにくい国だとは思うけれど。

 言葉がすこしわかるようになったので、うきうきして早速インドネシア人の友達とインドネシア語で会話をはじめたところ、さすがに彼女たちの話すスピードが早いのと、スラングが多いのとで、話がわからずちょっとがっかりしました。道のりは遠い。。。努力あるのみですね。。。


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その76 ジャカルタ 発見  その9 (2002.8.19)

 インドネシアは東西5万1000km、約1万3000もの島から成る世界最大の群島国家であり、面積は日本の約5倍。人口は約2億1294万人(98年)で、その60%が面積では7%にすぎないジャワ島に住んでいるそう。
 首都ジャカルタの人口は1、000万を超えるといわれ、東京の人口密度をはるかに上回るようです。たしかに、町のどこにいっても、人が密集している(笑)。
 人口といえば、この国では、子供が生まれたときの登録手続きが整備されてない部分もあり、またお金がかかるため、すべての子供が登録されているわけではないそうです。つまり、実際の人口はもっと多いに違いないということ。
 ちなみに未登録であるということは、その子供のもつ全ての権利が否定されているわけで、国際機関もNGOも関心をよせている非常に大きな問題です。

 ジャカルタの町をみて気がつくのは、豪華な5つ星ホテルや数10階建ての大きなアパート、ビル(新宿副都心みたいなもの)のすぐ横や裏の通りに、貧しい人たちの住むスラムのような一角があることです。
 区画整理がされているわけではないので、大きなショッピングセンターやデパートをでて少し歩くと、非常に貧しいほったて小屋が並んでいたりする、はっきりした貧富の差を感じます。ちなみに国民総生産はひとりあたり約640ドル(98年)だそうですが、その平均値のに比して、ジャカルタにはベンツなど高級車の数、豪華な一軒屋、高級デパートの買い物客の数が非常に多い(必ずしも外国人とは限らないのです)。
 少なくともジャカルタでは、インドネシア人全体のなかでの貧富の差の大きさを感じます。(他の都市を観察したことがないのです)

 さて、数百にも及ぶ異なる民族からなるインドネシアをひとつの国家として結び付けているもののひとつは、インドネシア語です。
 英語の普及率は場所、職種によって異なるようなので(たとえばタクシーの運転手には英語は通じないことがほとんど)、生活していくうえではインドネシア語を話すことが不可欠。この言葉が他のアジアの言葉と比して、学びやすいといわれているのは、ひとつに文字がローマ字アルファベットを使っているからです。独特の文字を使うタイ語と違ってアルファベットを使っているため、町の看板や店の名前、道路表示を読むことができます(わかるかどうかは別問題)。
 とはいっても、なかなか町を歩いているだけでは、言葉を習得することはできません。言葉の苦手なかりんも、死活問題なので、今晩から一週間、集中語学研修にでかけるところです。



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過去の放送:4
その62(2002/05/06)〜

その62  ジュネーブ泥棒事情
その63  風邪
その72  ジャカルタ発見 その5
その73  ジャカルタ発見 その6
その64  異動
その65  ひっこしもろもろ 
その72  ジャカルタ発見 その7
その73  ジャカルタ発見 その8
その66  シンデレラ その1(月曜から水曜)
その67  シンデレラ その2(木曜と金曜)
その72  ジャカルタ発見 その9
その73  ジャカルタ発見 その10
その68  ジャカルタ発見 その1
その69  ジャカルタ発見 その2
その70  ジャカルタ発見 その3
その71  ジャカルタ発見 その4  


過去の放送:3
その42(2001/12/17)〜その61(20012/04/30)
その42  記憶力の話
その43  期待、そして待つこと。クリスマスによせて

その52 病は気、マイナス思考から……
その53 事実は小説よりも奇なり
その44  年の瀬
その45  小さな親切
その54 必要なもの
その55 
その46  選択の自由について
その47  ジュネーブで食べられない、日本のものは? 
その56 4月から社会に出る方々へ
その57 ブレネリを巡って
その48 火山の噴火によせて
その49 自信をもつこと
その58 お手軽ご飯について
その59 新学期、新年度に寄せて
その50 学級閉鎖
その51 St. Valentine's Day 
その60 国連昇進事情
その61 ストライキをめぐって

もっと過去の放送(2001/02/21〜2001/12/10)
   

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