東大出身生かりんのひとりごと過去ログ その74〜その75



その74 ジャカルタ 発見  その7 (2002.8.5)

 ジャカルタに来てもうそろそろ二か月が経とうという、今日この頃。2ヵ月の間に食あたりを起こしたことが3回、ものもらいが一回、今度は風邪をひいて、声が出なくなりました。
 変な咳が出るのと、声がすっかりハスキーになってしまい、かっこいいと巷で評判なものの、本人としては、元の声を忘れてしまい、毎朝声を出して確認するのが怖いような、変な感じです。

 ジャカルタで病気になったらどうするか。数回、お医者様のお世話になったのですが、まず英語(か日本語)の通じる病院を探すところから始めます。
 日本企業も外国企業も多い国なので、英語、日本語の通じる病院はいくつかあるんですが、今回発見したのが、町がとにかく大きいので、病院にいくまでが一苦労。先日職場の帰りに先輩に病院まで送ってもらったところ、交通渋滞と道に迷ったせいで2時間かかりました。おいおい、これが救急車だったらどうするのかなーとふと考えました。怖い。
 渋滞になって急いでいるときは、お巡りさんに「袖の下」? を若干支払うと、無理やり道をあけてくれるとまことしやかにいわれてますが、真偽のほどは不明。

 空気のせいなのか、呼吸器系の病気が多いといわれるジャカルタ。たしかにかりんの上司もここ2ヵ月ほど、咳が続いているし、先輩の子供も5ヵ月くらいずーっと妙な咳が続いているとか。かりんも、このまま元の声がもどってこなかったらどうしよう? とちょっとだけ心配です。
 あと、食べ物の違い、衛生状態の違いで、よくお腹をこわす人が多く、かりんもご多分にもれず。水や氷、生ものに気をつけるのは当然ですが、同じものを食べても食あたりを起こす人と起こさない人がいるので、そのときの体調にもよるのでしょう。トルコでお腹をこわしたときは、ほんとに自分が「一反もめん」みたいにひょろひょろになった気がしましたが、こちらの食あたりもなかなか厳しいものがありました。
 まわりではタジキスタンでお腹をこわして以来、なにを食べてもぜーんぜん平気という強の者が二人いますが、こんなことでたくましくなってもねえ、と考えたりもして(笑)

 冷房のきいた部屋のなかと外との温度差が激しいので、それで風邪もひきやすいのですよね。身体がなれるまでは、なかなか大変な日々が続きます。




その75 ジャカルタ 発見  その8 (2002.8.12)

 最近ひょんなことから、職場の外に友達ができはじめました。そのなかで、インドネシア人と結婚されている数人の日本人の方に続けて逢う機会がありました。当然こちらに住んでいる年数も、駐在員の方よりは長いし、これからもずっとこちらに住んでいくのでしょう。
 正式な数はわからないけれど、日本人で国際結婚をして、日本以外に住んでいる方はそれなりの数いるのでしょうから、珍しいことではないけれど、ジュネーブではあまりスイス人と結婚してスイスに住む、という方に逢わなかったので、新鮮でした。
 ジュネーブは国際機関の都市だし、基本的にスイス人以外の人間が多く、定住するというより、通過していく都市という感が強かったのですね。それに長く住んでいる人たちのなかでは圧倒的にヨーロッパ人が多く、自分の故郷が近い人が多かったし。

 果たしてインドネシアは住みやすいのか? 結婚した相手がインドネシア人だった場合、住みやすい、を理由に能動的に選ぶ、というよりは家族の事情もあるのでしょうから、彼女たちがどう考えているかわからないので、これはかりんの主観。

1)物価は格段に安い、ので生活費はかからない。タクシーの初乗り料金は50セントくらいだから、50円しません。ちょっとしたレストランで食事しても、2000円かからないで充分食べられます。電話、水道、電気等はあまり安い気がしないけれど、それでもスイスに比べたら安い。

2)人がにこにこしていてつきあいやすそうである。これはサービスにも影響していて、電気屋でも水道屋でも、祭日だろうがなんだろうが頼めば比較的早く対応してくれるし、人が穏和(とくに仏教徒やヒンドゥー教徒)。おしゃべりではあるけれど。

3)メイドカルチャーである。たいてい誰でも家にメイド、お手伝いさんを使っている。物価が安いこととも関連して、低価格で、家事を担当、もしくは子守を担当するメイドさんを雇うことができるので、家の掃除、云々に時間をさかずにすみます。かりんはまだお手伝いさんをお願いしてはいないけれど、サービスつきアパートに住んでいたので、2日に一回、掃除とベッドメイキング(ホテルのようなものですね)に来てもらっていて、これは一度慣れると癖になるなーと思ってました。お手伝いさんがきて、洗濯、アイロンかけ、お料理までしてくれるようになると、癖になるどころじゃないかも(笑)。

4)3、と関連して、ドライバーがいる。かりんはタクシーで動いているけれど、基本は車、ドライバーつき。これは治安とも関係しているので、プラスかどうかわかりませんが、ま、生活しやすさを上げていると考えて。ただマイナスとしては、圧倒的に歩かなくなる。電車、バスなどの公共機関が発達してないので、移動の基本が車だから、努力しないと運動不足になります。む。

5)日本が近く、日本語の本、食品が手にはいる。これはかりんにとっては朗報。

 こうやってみると、まだこちらにうつって2ヵ月なので、これからいろんなことがわかってくるのでしょうけれど、総じて比較的住みやすいような感じはします。治安、公害、交通量など問題はあるけれど(笑)。