東大出身生かりんのひとりごと 過去ログ(その67〜その68)


その68 ジャカルタ 発見 その1 (2002.6.17)

 やってきました、ジャカルタ。てんやわんやで引っ越しを終えてほっとするのも束の間、あたふたとジュネーブをあとにしたかりん。ジュネーブ最後の晩は、泊めてくれていた友人が友達を招いてお別れ会をしてくれたので、なんとかほとんどの人にしばしのお別れをいうことができました。
 しかし、そのあとが大変で、その晩は眠い目をこすりつつ、必死に荷物をパッキングした始末。超過料金を払うくらい、なんともないけど(払いたくないけど)、スーツケースひとつに、手荷物が異常に増えてしまい、どーやって運ぶの? ってさわぎでした。背負ったリュックが異常に重たくて、まるで二宮金次郎のようで、カウンターでいかにも軽いのよ、って顔をするのに困りましたが、なんとかなりました。よかった。
 泊めてくれたAさん、それから見送りにきてくれた皆様、ありがとうございました。

 ジュネーブからはオランダ(旧宗主国ですね)を経由、シンガポールを経由、して来たのですが、ついたとたん感じたのが「湿気」。ヨーロッパは非常に乾燥しているので、この「湿気」がとても強く感じられます。しかも出発した日は長袖、ジーンズ、飛行機のなかの冷房対策用上着、そしてジャケットを着用していたため、降り立った瞬間に汗がだらだらでてきました。来たね、アジア。
 迎えに来てくれた先輩に、「いやー、暑いし、すごい湿気ですねー、汗がだらだらでちゃいますよー」といったところ、「あ、でも、いま乾季だから」といわれ、これより湿気がますのか、と倒れそうになりました。
 ちなみにその後他の人にきいたところ、雨期の方が温度は低めになり、湿気が減るとか(なぜ?)しかも、定期的に雨が降るので、空気が澄み、普段はビルの屋上から見えない周りの山が見えるようになるとか(ってことは、普段はそれほど空気がよごれているってこと?)。

 空港に降り立った瞬間に、暑さで倒れそうになりましたが、その次にびっくりしたのが、人と車の量。これが半端じゃないのです。どこからくるの? というほどの人の波。空港の外にはもちろん駐車場があり、タクシーもバスも止まっているようなのですが、無秩序にならぶ、人それから、タクシー、バス、車の列、列、列。交通整理する警察官? の笛の音、クラクション、などなどで、大きな声で話さないと、となりに立っている先輩とも話せないくらい。熱気がありますね。アジア。

 空港から町まで一時間近く走るのですが、びっくりするのが町の大きさ。さすがアジア有数の大都市。ジュネーブとは訳がちがいます。
 しかもさらにおどろいたのが、空港に着いたのが夕方5時前後でまだ明るかったのに、5時半になると、暗くなり6時にはすっかり真っ暗になること。車で走っているうちに、みるみるうちに外が暗くなり、高速道路の脇から見えるのはネオンの光に照らされた夜景。これってジュネーブではまずないことです。緯度の違いなんですね。ヨーロッパではこの時期、夜9時すぎまで暗くならないのです。なんか損した気持ちになりました。

 町についたら、早速現金を換金し、スーパーマーケットによってもらって、水やパンなど食料を買いこむことになったのですが、これもジュネーブではできないこと。だいたい土曜日の夜5時過ぎまで空いているお店なんて、ほとんどないのですから。

 そして、その足で、上司が押さえておいてくれたアパートへ。冷房をじゃかじゃか入れて部屋を冷やし、一息ついたところで、メールチェック。ところが。かりんのアパートはホテル形式で、外線につなぐのに0発信する必要があり、そうやっても駄目。何度やっても駄目。メールはライフラインなのに? と悔しくて悲しくなりましたが、疲れていたし、外も9時だというのに真っ暗なので、そのままジャカルタ第一日目を終えたのでした。(結局メールが繋げるように、直の電話線をもらえるまで、一週間かかりました)。




その68 ジャカルタ 発見  その2 (2002.6.17)

 初日の夜、冷房が苦手のかりんは、寝る前に冷房をきって寝たのですが(部屋も冷えたし)、これが大失敗。数時間後には部屋が異常に暑くなり、汗をかいて気持ち悪くて目が覚めてしまいました。湿気に身体が慣れてないんですね。
 ヨーロッパにいるときは、寝汗をかくことなどほとんどなかったのです。仕方がないので、寝室のとなりの居間の冷房をいれて、気をとりなおして寝たのでした。扇風機が必要ね、と思いながら。

 睡眠を貪ったのもつかのま、次に目覚めたのは朝5時半。時差ぼけでもなんでもなくて、なんとどこからともなく聞こえてくる「にわとり」の時の声、そして「ぱたぱたぱたぱた」と聞こえる謎の自動車らしきものの音、それからカーテンの隙間から入ってくる強烈な光。夜が暮れるのも早ければ、朝が明けるのも早い国。おそるべし、ジャカルタ。
 ジュネーブの家は、冬対策のため? に窓が二重だったし、まわりが老人ホームだったりしたため騒音とは無関係な生活をしていたので、音がよけいに気になってしまい、寝ることができません。仕方がないので、6時に起きてしまいました。郷にいっては郷に従え、だし。

 その次にしてみたことが、朝なら涼しいかな、と思って、窓を開けたこと。失敗。朝から暑い。しかも空気が汚れているからか、変な匂いを含んでいるような気がする。そこで冷房をいれました。こんなことでは身体がおかしくなってしまうと思いながら。。。そのうち慣れるのかしらん。

 前日買ったヨーグルトでも食べようか、と冷蔵庫を開けたところ、発見したのが、「冷蔵庫の故障」。冷えてないのです。前日ちょっと変かな、と思ったけど、でも冷えてないのは変。しばらく様子をみて、それからメインテナンスに電話をすることにしました。
 かりんのアパートは、ホテル形式なので、家具つき、サービスつき。故障なり何か問題があれば、対応してくれることになっているのです。日曜日だしなーと思いながら午後電話してみたところ、なんと人が常駐しているらしくすぐとりかえにきてくれることに。すごいぞ、サービスつきアパート。
 後日、サービスつきアパートの良さを再発見する機会にくしくも恵まれたのですが、それはシャワーを浴びていたら、突如、となりの洗面台の下のパイプがはずれて、お湯があふれだし、お風呂場中が大洪水になったとき。平日の朝7時前で、水は止まらないし、どーしたものか、と慌てたのですが、このときもメンテナンスに電話したらその後10分ほどで来てくれて、応急処置をしてくれました。そしてわたしが出勤したあと、しっかり治してくれたのでした。素晴しい。

 サービスつきの素晴しさは、掃除、ベッドメイキングに来てくれることでもあります。しかし初めて掃除の人が訪ねてきてくれたときは、かりんはちょうど昼寝でも、と横になったときだったので、びっくりしてしまい、慌てて着替えて掃除の人をお迎えしました。そうです、時間帯に気をつけてないといけないのです。
 ホテルのように、「起こさないでください」マークでもつけておけばよかったのかもしれません。ちなみにサービスつきだと、二日に一度お掃除の人が来てくれます。自分でメイドさんを入れれば、掃除の他に、洗濯やアイロンがけ、食事をつくってもらうことも可能なようです。分業の国なのですね。「お手伝いさんカルチャー」がある国にきたのは初めてなので、ちょっと感動しました。

 ジャカルタ発見、まだまだ続きます。。。。